いぼは医学用語で「疣贅(ゆうぜい)」と言われ、種類も複数あります。
一般的なクリニックで治療できるものは「尋常性疣贅」と呼ばれるもので、ウィルス性のいぼ、老人性のいぼ(老人性角化症)、魚の目などの刺激によるいぼ(足底疣贅)、性器に出来る性病いぼ、などです。
また、乳幼児に出来る水いぼは「伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)」とも呼ばれます。
「水いぼ」とういう名称から「いぼ」の一種だと思われがちですが、感染源となるウィルスが異なるので全く違うものなんです。この他に以下の種類があります。
皮膚科でいぼの治療をする場合、以下の方法などがあります。
凍結除去法は、液体窒素を患部に塗って、組織自体を壊死させる方法です。
炭酸ガスレーザー治療は、レーザー切除する方法で、いぼをきれいに治したい方にお勧めです。デメリットとしては費用が少々かかるということでしょう。
電気分解法は、電気メスで切除する方法です。いぼの数が多い場合や、小さないぼだった場合にはレーザー治療よりも適していると思います。しかし、切除痕にシミが残る可能性があります。
市販薬もありますが、なかなか治らなかったり数が多い、また大きないぼはクリニックで診てもらうことが一番です。